05/02

超高速取引 抜け穴で大儲け

米CME(シカゴ取引所) 高速取引の対処を約束

 超高速取引による弊害が目立ってきているようです。

シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)では、超高速取引を得意とする業者が他者よりも1000分の1秒早く情報が得られることを利用して大きく儲け、これが問題視されてきたということです。これら超高速取引の業者はCMEに直接取引システムをつないでいる関係で他の投資家よりも1000分の1秒早い情報を手にすることができ、それを利用して儲けているということです。
今回CMEはこの弊害に対処することを約束しました。

問題は日本でも同じことが行われている可能性が高いということです。日本では国内には超高速取引業者はいませんから、だれも問題を指摘できないわけです。日本でもコロケーションサービスと言ってヘッジファンドなどは東証のシステムに直接に繋がっています。その利点を利用して他の投資家よりも早く情報を手に入れ、コンピューター取引を使って巧みに儲けている可能性があるでしょう。

なにしろ取引が目に見えないほど早いので何が行われているか普通の投資家にはわかりません。今の相場ではほとんどの投資家は儲かっているでしょうから批判の声は出てきませんが、実は投資家が得られるべき利益が略奪さてれいる可能性もあるのです。



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