上海市場急落 5.5%安(186ポイント安)で始まる
12月中国新築住宅販売価格 4.3%下落
週明けの中国、上海市場は急落からのスタートとなりました。先週比186ポイント安の3189ポイントの寄り付き、先週比5.5%安と日経平均に換算すれば940円近い大暴落です。
寄付き前に報道された中国の12月の新築住宅価格は前年比4.3%の下落、11月の3.7%の下落から拍車がかかってきています。上海市場が上げ、不動産販売の好調さが伝えられていましたが、ふたを開けてみると販売好調も値段が下がっているというちぐはぐな状況です。また信用取引に関して中国当局が一部証券会社に処分を下したとのことです。
中国の経済統計自体、信用できないものも多く、公表される数字で実体がつかめない部分もあります。昨年末から急騰していた上海市場ですが、本日の急落で今後どのような展開になっていくのか、予断を許しません。