08/23

フィリピン 麻薬絡みの殺人1800件

フィリピン警察による殺害は712件

 フィリピンの新大統領、ドウテルテ氏の強権的な行動はある程度予想されていたこととはいえ、あまりに激しいので驚きます。ドウテルテ大統領が就任して7週間で、麻薬絡みのフィリピン警察による殺人が712件に達したと世界中で報道されましたが、麻薬犯罪に絡む殺人は1800件に及ぶということです。
 国民はこのような対応を概ね支持しているようで、治安が回復することを歓迎しているということです。
 国連の発した懸念に対してドウテルテ大統領は<内政干渉>として<国連脱退も検討しなくては>と発言、このような強権的な発言が国民に受けるということも計算しているようです。それにしても驚くべき大統領ですが、今後は旧マルコス大統領のように絶対的な権力を掌握するかもしれません。
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