09/23

戸惑う国債市場

長期金利 10年物国債マイナス0.45%

 21日の政策会合で日銀は長期金利、いわゆる10年物国債の金利をゼロに誘導する、と決めました。その直後一時的に長期金利は0.05%になりプラス圏に突入しました。
 しかしプラス圏になったのはその瞬間だけ、その後21日はマイナス0.035%で終わり、本日もマイナス0.045%とゼロにはなっていませんし、プラスにもなりません。
 短期金利と違って長期金利は中央銀行が操作するのは難しいと言われています。日銀は長期金利を何としてもゼロに誘導するのか、それともマイナス圏であれば放置するのか、方針はわかりません。
 金融政策会合は終わったばかりで、量から金利へとターゲットを変えたばかりですが、日銀は長期金利を思い通り動かせるのか、また強引に誘導していくのか、まだ日銀の真の方針はわかりません
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