日経平均はいよいよ2万円に手が届きそうです。その一方、年初来安値と不気味に下げ続けているのが中国の上海市場です。中国経済は張子の虎の虚構にまみれています。借金に借金を重ねて現在の状態をかろうじて維持させている状態です。
　秋には共産党大会がありますから、中国政府も何とか景気を持たせたい、と思っているでしょうが、今後の動向は不透明です。
　財務省の浅川財務官は＜中国経済の減速が世界にとって主要なリスク＞と述べていますが、同感です。目立ちませんが、中国の上海総合指数は、中国国内の景気拡大が伝えられる中にあって、年初来安値となってきています。