先週末の米国市場は小動きでした。G20財務相、中央銀行総裁会議は＜貿易摩擦が拡大して世界経済の下振れリスクが増している＞との共同声明を出しましたが、お題目だけで米国トランプ政権の方針が変わるとも思えません。
　トランプ大統領は禁じ手である、為替についての言動を繰り返しています。そのためドル円相場はドル安円高に動き、日本株には向かい風となっています。
　週明けの日経平均は217円安と大幅安で始まって9時35分現在255円安と下げ幅を拡大しています。午後には日銀の買い付けも入るでしょうし、大きくは下げないと思われます。